【統合失調症】薬をやめる方へ。患者目線の服薬した方がいい理由

 

 

 

 

 

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こんにちは。ヒカルです。

 

 

薬をやめようと思っている方へ。

 僕も昔そうだったのですが、症状や副作用が酷いと「薬を飲みたくない!」と思うこともありますよね。

 

 

 この記事はそんな方へ、薬を飲んだ方がいい理由と、勝手に減薬や断薬するデメリットを伝えていきます。

 

 

実際には薬はお医者さんの指示で減らすことは可能です。記事の最後では、薬を現在飲んでいない有名人も1人紹介しています。

 

 

そういう僕も統合失調症の一患者です。ですが、実際に薬を毎日飲みながら、ピーク時から減薬は20回以上、服薬量は30分の1程度まで減らすことができました。

 

 

今日はテイストを変えて事実をベースに、患者目線で服薬の重要性について話します。

 

 ↓実際の服薬量の変化の詳細です。

imaginecreator.hatenablog.com

 

  統合失調症に限った話ではありませんが、勝手にやめてしまう人が多いようです。40パーセントほどの患者さんが自分で減薬、断薬をしていたとの報告もあるそうです。

 

 

副作用や体重の増加など、飲んでいてやめたくなることはあるとおもいますが、薬はしっかり飲みましょう。

 

 

 僕が統合失調症とうまく付き合えているのは、出された薬をしっかり飲んでいるということが大きいと考えています。自分で減らしても、むしろ結果的に増薬することになるだけです。

 

 

断薬に関して言えば、1年間で78パーセント、2年間で96パーセントの寛解(症状が落ち着いている状態)後の患者さんが、薬の中断で再発したといいます。

 

 

精神科の先生によれば、服薬中断後、症状が悪化するまで、数週間から数ヶ月かかることはよくあることだそうです。

 

 

 

 そして、1日だけやめてみたという場合も、1日では特に変化がないかもしれません。

 

 

僕も学校の課題を朝までやっていて、その日の薬を全て飲むと眠くて学校に行けなくなってしまうので、先生の指導の下、薬を1日だけ少ない量にしたことがあります。

 

 

 

その後特に変化はありませんでした。しかし自分でやめた場合、1日やめて効果が現れなければ、2日目もやめますよね?体調が悪化するまでやめますよね?薬はしっかり飲みましょう。

 

 

 

 お医者さんや薬は敵ではありません。そしてお医者さんや薬との良好な関係はとても重要です。病院は自分でしっかり行って、お医者さんに顔だけはだしましょう。

 

 

 僕は、お医者さんに顔を出すようになってから、大幅に体調が悪化したことはありません。

 

 

逆にお母さんに任せて病院に行っていなかった時は、悪くなる一方でした。結局その後緊急入院しました(笑)なので、診察が1分以下で終わってもちゃんと行きましょうね。

 

 

 最後に、薬を飲んでないことを公表している統合失調症の有名人の方を紹介します。立花孝志さんという方です。NHKをぶっ壊す!で有名なあの方です。

 

 

立花さんがユーチューブで公言していましたが、薬は3年ほど飲んでいないそうです。投稿された時期が2018年10月なので、今も同じ状態であればもっと長いです。薬を飲まなくてよくなるという選択はあるようです。

 

 

 そして僕がこの記事を通して本当に伝えたいことは、薬を飲むことによるストレスで、短期的に無くそう、減らそうとしてしまうことはやめてほしいという事です。

 

 

長い目で見て、未来で減っている可能性が高い方を選びましょう。目先の減薬断薬に目が眩んで、結果的に増薬してしまっては本末転倒です。

 

 

 

おそらく薬を自分で減らすことよりも先にできることがあるはずです。生活習慣しかり、家族関係しかり、学校や仕事、恋愛などもそうです。そこを先に改善していきましょう。

 

 

 

 それでは応援していますね。ありがとうございました。

 

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参考文献:統合失調症のみかた、治療のすすめかた